画集「水辺の春 -フランスの古い橋やムーランなど-」
Le Printemps au bord de l'eau
(大浜佳津子 画と文)

パリから160キロほどセーヌ川をさかのぼったところにある古都トロワ。森と湖、畑に囲まれたシャンパーニュ地方第二の都市であり、中世の香りも残している美しい都-自然と人々の暮らしとが爽やかに溶けあったその街に魅せられて、七年前、その地にアトリエを移した著者が、「水辺の春」を題材とした風景画27点に、文章によるスケッチを添えて、トロワの街の美しい情景を生き生きと伝える画文集。